島根県の高校野球は参加校40校前後と決して多くは無く、近年は私学が甲子園を独占状態となっていました。

 

しかし2016年には出雲高校が県立としては12年振りに出場を決めるなど、その私学一強の動きに待ったをかけるなど変化を見せ始めています!

 

甲子園本番での成績を見ると初戦敗退率が8割を超えるなどのデータもあり、全国レベルで比較するとレベルが高い…とは言い切れない地域かもしれません。

 

ですが県内では毎年激戦が繰り広げられていて、目まぐるしく勢力が変わっている状態です。

 

今回はそんな島根県の高校野球強豪校注目ランキングを紹介します!

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5位:浜田高校

 

 

島根県立浜田高校は島根県浜田市に所在する公立高校です。

 

通称は「浜高」と呼ばれています。

 

浜田高校は1970年~1980年、1990年~2000年あたりまでは島根では当たり前という程の甲子園常連校で春夏通算15回の甲子園出場をほこる古豪です。

 

現楽天監督の梨田昌孝氏の出身校でもあります。

 

しかし2004年の夏の甲子園を最後に現在では10年以上甲子園から遠ざかっていて、復活が待たれています。

 

島根でも知名度NO1の県立高校と言えます。

 

2016年には久々となる甲子園出場のチャンスとなる、センバツに推薦され出場の可能性がありましたが、野球部内での暴力行為やいじめなどを理由に推薦を辞退してしまいました…

 

上級生が1年生に対してバットで尻を叩くなどのいわゆる「ケツバット」などが行われていたようですね。

 

辞退するほどの問題まで発展しているのですから、冗談でやっていたというレベルを逸脱していたのかもしれません。

 

運動部特有の絶対的上下関係は古くから残る悪しき習慣ですよね…

 

ですが活動自粛から復帰した2016年の夏大会でもベスト8に食い込み、2017年に入っての春季大会でもベスト4まで勝ち上がっています。

 

甲子園常連校だっただけに、不祥事後でも安定した力を発揮しています。

 

未だに強豪としての力は見せており、復活の気配がしている学校ですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:4回
夏の甲子園出場:11回

 

浜田高校出身の主なプロ野球選手

・和田毅 (福岡ソフトバンクホークス-シカゴ・カブス-福岡ソフトバンクホークス)
・梨田昌孝(近鉄バファローズ)

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4位:出雲高校

 

島根県立出雲(いずも)高校は島根県出雲市に所在する公立高校です。

 

通称「山高」と呼ばれています。

 

2016年夏に春夏通じて初の甲子園出場を果たし、私立に圧倒されていた夏の大会で12年振りに公立高校としての島根制覇を果たし地元を盛り上げました。

 

出雲高校は進学校でもあり、校則も厳しい学校で中々にお堅いイメージもある真面目な印象のある学校のようです。

 

インテリな部分は野球にも活かされており、データを活用した盗塁や成功率の高いバントなどの小技を活かした野球で島根県を勝ち上がりました。

 

出雲市の市長も出雲高校の出身で、母校の甲子園出場に「自分が生きているうちに出雲高校が甲子園に出場する姿は見られないと思っていた」と予想外の活躍に驚きを隠せていませんでした。

 

出場前の下馬評ではダークホースレベルの扱いだった出雲高校…

 

予想を覆して強豪を倒して甲子園初出場を果たした勢いには注目ですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:0回
夏の甲子園出場:1回

 

出雲高校出身の主なプロ野球選手

・特に無し

3位:立正大淞南高校

 

 

立正(りっしょう)大学付属高校は島根県松江市に所在する私立高校です。

 

サッカー部は全国でも屈指の強さを持っていて、全国大会の常連校であり、多くのJリーガーを生み出している学校で野球よりもサッカーのイメージが強いかもしれません。

 

日本のサッカーワールドカップ初出場を決めた時の立役者「岡野雅行」選手も立正大淞南の出身です。

 

2009年と2012年の夏の甲子園に出場経験があり、甲子園出場経験をしてからはすっかり強豪としての風格が出て来て、毎年の様に上位に食い込んでくるチームとなりました。

 

2009年の甲子園初出場時には、島根県としては大健闘となるベスト8まで勝ち上がる活躍を見せ島根を湧かせました。

 

2013年夏にも島根大会決勝まで勝ち上がり準優勝、2014年秋季大会では優勝、2015年夏の大会ではベスト8、2016年夏にも決勝まで勝ち上がり準優勝と安定した成績を残しています。

 

決勝で敗れている年も多く、悔しい思いも他の学校より多いだけに巻き返しに期待が持てますね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:0回
夏の甲子園出場:2回

 

立正大淞南高校出身の主なプロ野球選手

・中村恭平 (広島東洋カープ)

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2位:石見智翠館高校

 

 

石見智翠館(いわみちすいかん)高校は島根県江津市に所在する私立の高校です。

 

2009年までは江の川(ごうのかわ)高校という校名でしたが現在の名前に改名されました。

 

春夏通算10回の甲子園を誇る強豪校で、改名後も強い姿を見せ続けています。

 

1980年代~現在にかけて定期的に甲子園に出場している強豪校で、2003年には夏の甲子園でベスト4まで勝ち上がっているので、江の川の名前は甲子園ファンの方ならかなり記憶に残っているかもしれませんね!

 

石見智翠館高校野球部は100人近い部員が所属していて、練習では特に「アップ」に力をいれているそうです。

 

最早「アップ」と言われても疑問を持ってしまうほどハードなアップを行う事で、試合でも立ち上がりに堅くなって試合を壊してしまうなどのミスを減らす効果があるんですね!

 

アップの最後には盗塁や50メートル走のタイムを計り、その日の自分の調子にキレがあるかないかを確認し、自分の今の状態を知る事で適切な判断が行えることにも繋がります。

 

強い学校にはその学校特有の練習が見られますが、アップの段階でここまでハードにやる高校はかなり珍しい部類だと思います。

 

しかも昔のような根性論では無く理論に基づいた理由があって、行っている事ですからね。面白い試みです。

 

近年では2013年と2015年の夏に甲子園出場を果たしていて、直近の2017年の春季島根大会も優勝を果たしており、好調を維持しています。

 

島根県勢初の優勝を目指して2003年の甲子園の再現以上の結果を狙ってほしい学校ですよね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:1回
夏の甲子園出場:9回

 

石見智翠館高校出身の主なプロ野球選手

・戸根千明 (読売ジャイアンツ)
松井飛雄馬(横浜DeNAベイスターズ)
・小林寛  (横浜DeNAベイスターズ)

1位:開星高校

 

 

開星高校は島根県松江市に所在する私立の高校です。

 

通称「開星」または「島根開星」と呼ばれています。

 

あの日本がほこる世界的テニスプレイヤー「錦織圭」選手は島根県松江市の出身でもあり、系列の開星中学校出身でもあります。

 

初夏通算12回の甲子園出場経験があり、甲子園初出場は1993年と比較的最近の出来事で、それから20年強の時間で12回も出場しているんですからいかに安定して強いかが解りますね!

 

特に12回の甲子園出場の内、11回は2001年~2016年の間に集中して達成されていて、近年の島根県を圧倒しています。

 

しかしこんな開星ですが、練習設備は私立の中では良い方とは決して言えない環境で、グラウンドも同じ系列の中学校と二分割して使うといいます。

 

雪も多い地域で冬の間は雪が解けてグラウンドがまともに使えるようになる3月の頭まではずーっとウエイトトレーニングをしているそうです。

 

更に毎月スポーツトレーナーに来てもらいトレーニング指導も受けているそうです。

 

監督の山内氏は現代的なデータを活用する監督で、冬の間のウエイトでのスコアは選手全員に明示します。

更にそこからトップアスリートとの比較をする事により自分の現在の能力を知る事が出来ると言う選手にとってモチベーションを作りやすい環境作りをしていますね。

 

体重にも「ノルマ」を設けていて、選手の特性やポジション体格などにあわせてどうしても暑さで体重が減ってしまう夏に向けて毎月2キロの体重増量を「ノルマ」にしています。

 

これを達成できない選手は基礎トレーニングには参加できますが、全体練習や打撃練習を制限されるという厳しいペナルティもあります。

 

こんな厳しい環境だからこそ、島根県での王者の座を守り続けていられるんですね…

 

現在横浜DeNAベイスターズで盗塁王などのタイトルも獲得して活躍している梶谷隆幸選手の圧倒的なフィジカルもここでの練習がベースとなっているそうです。

 

強靭なフィジカルを冬に作り上げ、科学的なデータに照らし合わせた体作りを行い選手を育成する事に定評がある海星高校。

 

高校生としては、やはりかなり高いレベルのトレーニングですよね!

 

このフィジカルモンスター養成所でもある開星高校から王者の座を奪える学校はあらわれるのでしょうか!?

 

甲子園成績

春の甲子園出場:3回
夏の甲子園出場:9回

 

開星高校出身の主なプロ野球選手

梶谷隆幸 (横浜DeNAベイスターズ)
・白根尚貴 (横浜DeNAベイスターズ)
・糸原健斗 (阪神タイガース)

まとめ

開星高校、石見智翠館高校が二強として甲子園本命といえる島根県の高校野球。

公立高校として12年振りの甲子園に出場した出雲高校などの勢いも気になります。

 

圧倒的な強さをほこる学校はなく。下剋上も起きそうな島根県の現状…

 

この先一体どう変化していくか注目ですね!

 

 

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