新潟県の高校野球のレベルは、全国的に見れば普通の印象ならば、「まぁ普通かなぁ…?」という様な印象がありました。

 

しかし日本文理高校が2009年の夏に超強力打線を率いて、準優勝をした事で新潟のレベルは格段に上がったと評価されるようになりました。

 

2014年の夏の甲子園でも日本文理がまたもベスト4へ勝ち上がる活躍を見せ、マニアの中で新潟県は「かなり熱い県」として注目を集めています。

 

しかし、近年では日本文理と新潟明訓の二強状態になっていました。

 

それに待ったをかけたのが中越高校。

 

ここ2年の夏では圧倒的な強さを見せつけています。

 

そんな上位固定状態に割り込む高校が出て来て注目を集める新潟県の高校野球。

 

今回はその新潟県高校野球の強豪注目ランキングを紹介します!

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5位:新潟県央工業高校

 

 

新潟県央(にいがたけんおう)工業高校は新潟県三条市に所在する県立の工業高校です。

 

通称は「県央(けんおう」と呼ばれています。

 

新潟エリアは私立に強い学校が多く、県立は苦戦を強いられていましたが2008年に夏の甲子園初出場を決め、工業高校としては県内で18年ぶりの出場となる快挙を成し遂げました!

 

1回戦で超強豪報徳学園と当たってしまい惜しくも敗れてしまいましたが、「凡打でも全力疾走、攻守交代でも全力疾走」の素晴らしい姿勢と報徳を苦しめる実力で甲子園ファンの話題になりましたね!

 

その2008年以来甲子園出場はありませんが、2014年夏予選ではベスト8、2015年の春季大会では準優勝と強豪校として立派な成績を収めています。

 

実力は高いまま保たれているだけに、あの全力疾走の県央がまた甲子園で見られる日を期待したいですね!

 

ちなみにジャイアント馬場さんの出身校でもあるそうですよ!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:0回
夏の甲子園出場:1回

 

新潟県央工業高校出身の主なプロ野球選手

・特に無し

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4位:新潟発田農業高校

 

新潟新発田(しばた)農業高校は新潟県新発田市に所在する高校です。

 

通称は「芝農」と呼ばれています。

 

新潟新発田農業高校は農業高校として1961年に史上初めて甲子園に出場したという記録を持っている伝統のある学校です。

 

しかもその甲子園では初戦を見事突破して一勝をもぎ取っており、甲子園で農業高校でも戦えるという希望を与えた学校として知られています。

 

ユニフォームも農業高校らしく緑が基調のデザインとなっていて、帽子のつば部分やアンダーウェアなどがグリーンで染められていて印象的です。

 

近年の予選では苦戦を強いられていて、2000年の夏を最後に甲子園に出場出来ていませんが、春夏通算7回の経験を持つだけにいつまた復活してもおかしくはありません!

 

新潟新発田高校のグリーンをまた甲子園で見れる事を期待したいですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:1回
夏の甲子園出場:6回

 

新潟発田農業高校出身の主なプロ野球選手

・加藤健 (読売ジャイアンツ)

3位:新潟明訓高校

 

 

新潟明訓(にいがためいくん)高校は中高一貫教育を採用している学校で、併設型の中高一貫校です。

 

あの名作野球漫画「ドカベン」の明訓高校のモデルとなっている学校でお馴染みですよね!

 

漫画内では新潟明訓高校は、ドカベンの所属する高校明訓高校の姉妹校扱いとなっているそうです。

 

甲子園で「明訓」の名前を見ると、やはりこの漫画を連想してしまいますよね!

 

1990年代から2012年ごろまでは日本文理と共に、新潟の「二強」として認識されていて、まさに大本命の学校とされていました。

 

しかし近年では中越高校の台頭により「二強」の座を崩されてしまい、最後に甲子園に出場したのは2012年の夏となっています。

 

ライバルであった日本文理は未だに甲子園常連として実力を保っていますが、新潟明訓は2016年夏に決勝で中越高校に敗れるなど、甲子園に出れそうで出れない状況が続いています。

 

しかし春季大会などでも安定した成績を残している学校で、間違いなく新潟の優勝を争う力は持ち続けています。

 

組み合わせや勢い次第では、あっというまに新潟を制する事までありえる強さを持つだけに新潟明訓高校、中越、日本文理を含めた「三強」と言っていいかもしれませんね!

 

新潟高校がドカベンのように甲子園で活躍するのに期待ですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:1回
夏の甲子園出場:7回

 

新潟明訓高校出身の主なプロ野球選手

池田駿 (読売ジャイアンツ)
・小林幹英(広島東洋カープ)

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2位:中越高校

 

 

中越(ちゅうえつ)高校は新潟県長岡市に所在する私立の強豪校です。

 

通称は「越高」と呼ばれています。

 

1980年代から1990年代には新潟県内では甲子園常連校として人気の高校でした。

 

しかし2000年以降は少し出場頻度が減り、新潟明訓や日本文理に主役の座を譲る年代が続きます。

 

中越高校は甲子園に10回出場している名門ですが、春のセンバツに選ばれたことはまだ無く、甲子園出場回数が二桁を超えているのにそれが全て夏という珍しい学校です。

 

個人的に春より夏の甲子園の方が注目度や出場難易度も厳しいと思っているので、この夏に極端に寄っている強さを見てば底力があるチームというのがよく解ります。

 

日本文理と新潟明訓で「二強」状態になっていた新潟県に待ったをかける存在として2015年に12年振りの甲子園出場を決めると、その勢いで2016年の夏を連覇。

 

あっという間に「二強」体制から「三強」状態へと変化させ、新潟の情勢を大きく変えました。

 

中越高校は地元民から野球人気のある高校で、その理由としては私立ながら野球部の生徒はほとんど地元の子ばかりという面にあるでしょうね。

 

やはり甲子園は地元民を応援したいもので、そんなチームがひいきになってしまうもので、県外の選手ばかりを集めている所よりは好きになってしまうのは自然な流れですよね!

 

監督の本田氏もすでに15年以上チームを率いており、2016年の夏大会では足を使う采配で20回以上もの盗塁を決めて新潟を制しました。

 

とにかく相手にプレッシャーを掛けるチーム作りをしていて、基本が甘いチームはすぐに呑み込まれてしまうでしょうね。

 

練習でも走塁や犠打を重視していて、試合でもキッチリと練習通り結果を出す。

 

その基本と積極的すぎると言ってもいい走塁が2年連続夏の新潟制覇に繋がっているのだと思います。

 

地元に愛される中越だけにファンも多いですし、今度は甲子園本番での活躍が見たいですよね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:0回
夏の甲子園出場:10回

 

中越高校出身の主なプロ野球選手

・今井啓介 (広島東洋カープ)
・今井雄太郎(オリックス・ブレーブス-福岡ダイエーホークス)

1位:日本文理高校

 

 

新潟県で現在最も知名度や強い印象があるのはやはり日本文理高校ですよね!

 

日本文理高校は新潟県新潟市にある私立高校で、最早新潟県の甲子園での印象を聞けば日本文理高校という名前が返ってくるほどの学校です。

 

甲子園春夏通算13回出場を誇り、その多くの出場回数ながら1997年が初出場と最近の事であることから、いかに近年新潟県で猛威を振るっているかが解りますよね!

 

しかし日本文理は1980年代には全くといっていいほどの無名で部員も10数人しか居なかったそうです。

 

キャッチボールもまともにできず、基本中の基本から教え込んでいくレベルの野球部からのスタートでした。

 

そんな野球部へ1986年に就任した大井道夫監督は、このゼロからのスタートの野球部を甲子園常連校へと育て上げました。

 

その弱小時代に監督自身も成長したと話していて、「何でも頭ごなしに言わずに考えさせるのが大事」と語ります。

 

何故?どうして?このプレーをした理由は?と常に選手に考えさせ選手の自主性を高める方針で、監督自身はアドバイスを送る程度に抑えておくのがいいと気付いたそうです。

 

今の時代に活躍してる監督がみな口を揃えて言うのは「選手に自分で考えさせる」という事が多く、やはり現代の高校野球で活躍するには監督頼りだけでは通用しないんでしょうね…

 

更に監督自身が甲子園決勝でチームが打てずに負けた経験から甲子園でも勝てるチーム作りを目指し打撃にもかなり比重を置いた指導をしていました。

 

そんな「考える野球」「打てる野球」を根付かせて1997年に初の甲子園出場を果たしてからは最早完全に強豪校としての地盤が出来たのかもしれません。

 

2002年夏、2004年夏、2006年春夏、2007年春、2009年春、2011年春夏、2013年夏、2014年春夏と2000年以降はとんでもない強さで新潟を制覇してしまいます。

 

2009年の夏には新潟勢としては初の甲子園決勝進出を果たし、名門中京大中京と戦い、9回表2アウトで4-10とリードされながらそこから5点を取る猛攻で追い上げ、エース堂林(広島東洋カープ)選手を引きずり降ろす攻撃が今も伝説として語り継がれています。

 

 

甲子園には「マモノ」が住んでいると言われ、数々の悲劇やドラマを生み出しています。

 

「マモノ」が仕事をすると超名門の鍛え上げられている選手が、何でもないゴロをエラーしたり送球ミスをしたりと不思議な事が頻発します。

 

その正体はやはり「プレッシャー」だと思いますけどね!

 

それにしても日本文理のこの9回の驚異的といえる粘りにはそのまま逆転優勝してしまうんじゃないかという期待感がありましたね。

 

やはり甲子園は甘い物では無く僅かに及ばず準優勝となりますが、新潟勢としては初の決勝進出となり大きく新潟県民を湧かせました。

 

2017年春には日本文理の基盤を作り名監督となった大井道夫氏が進退問題で学校側と揉めていると報道があり心配されましたが、急な決定だった為に、夏まで続投する事が決まりました。

 

秋からは97年甲子園初出場時の大井監督の教え子であり同高校でのコーチでもある鈴木崇コーチに引き継ぎ、バトンタッチをするそうです。

 

日本文理の全てを築いてきたと言っても過言では無い大井監督の最後の花道を飾れるのかにも注目ですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:5回
夏の甲子園出場:8回

 

日本文理高校出身の主なプロ野球選手

・高橋渉 (読売ジャイアンツ)

・飯塚悟史(横浜DeNAベイスターズ)

 

まとめ

日本文理が甲子園でも結果を残し、全国レベルの力を証明した新潟県。

 

その日本文理に一歩も引かず新潟県予選では中越高校と新潟明訓が毎年のようにライバルとして互角の戦いを挑んでいます。

 

新発田や県央のような甲子園出場経験を持つ学校も喰らいついていて何が起きるか全く予想がつかない新潟県。

 

この先の新潟県の高校野球には注目ですよ!

 

 

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