岩手県といえば少し前は青森や宮城の高校に押されて、センバツにも出ない年が多かったですが、近年では確実にレベルを上げて来ています。

 

菊地雄星選手や、二刀流のスーパーマン大谷翔平選手の母校である花巻東高校などが全国的にも有名ですね!

 

東北のエリアでは青森や宮城に比べると岩手、福島は1枚落ちるかな…?という印象があったのですが、その認識は最早薄れてきています。

 

大震災の影響もあり、被災した高校も数多くあった岩手県ですが、むしろそれをバネに岩手県全体のレベルを底上げしてきており、全国的にも注目の地域となってきました。

 

今回はそんな岩手県の高校野球強豪注目ランキングを紹介します!

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5位:不来方高校

 

 

岩手県立の不来方(こずかた)高校は2017年春のセンバツにて21世紀枠で甲子園初出場を果たしました。

 

そこで話題となったのは不来方高校の野球部員の数…

 

なんと部員全て合わせても10人という試合成立ギリギリの部員の数で、甲子園に訪れたのです。

 

部員が10人しか居ないというと、学校に人が少なくスポーツも盛んではないんだろう…という印象かもしれません。

 

しかし不来方高校は部活動盛んな学校で、ハンドボールやサッカー部は強豪として知られています。

純粋に野球部の監督自体が勧誘自体に積極的ではなく、野球人気自体が落ち込み気味でもある事が原因だそうです。

 

しかし21世紀枠で選ばれた実力は、温情ではなく岩手県大会準優勝の成績が評価されての物。

 

部員数の不足を練習で全て補うのは無理という監督の信条の元に、「打撃練習に9割を割く」という徹底的な打撃強化を行い、力を付けました。

 

更に10人中7人が投手を出来るという、まさにオールマイティな選手を揃え部員不足でもそれを感じさせない万能ぶりを持っています。

 

その実力を示す証のように、センバツでは強豪静岡にに1回戦で敗れはしたものの9安打3得点を奪い、超少人数の野球でも全国レベルに通用する所を見せつけました。

 

試合でのスイングは、全員が力いっぱい振っていて見ていて気持ちいい物でしたね!

 

その反面やはり打撃に全てを割いてきたと言い切るだけあって、守備は少し不安定に感じましたが;;

 

ですが、この活躍により不来方高校の野球部が盛んになり、本当の強豪校へと成長する事を期待したいですよね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:1回
夏の甲子園出場:0回

 

不来方高校出身の主なプロ野球選手

・特に無し

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4位:専大北上高校

 

 

専大北上高校は2006年の夏の甲子園出場を最後に近年では甲子園から少し遠ざかっている高校です。

 

その原因はやはり2007年に、卒業生がプロから金銭を授受していたなどの不祥事が発覚し、野球部を一時解散した事によるものも大きいでしょう。

 

しかし2017年に元プロの名捕手で中日をリーグ優勝に導き、巨人の日本一にも貢献した中尾孝義氏を迎え、注目を浴びています!

 

監督は「まずは技術や精神力を伝え、体作りや人間形成に力を入れていきたい」と語っていますが、中尾氏の現役時代を知っている方からすると多くの期待をしてしまうのは無理もないかもしれませんね。

 

専大北上高校自体は近年でも甲子園に近い所にまで迫っており、2014年にはベスト4、2015年にもベスト4、2016年にもベスト4と完全に強豪としての力を示しています。

 

しかし毎回ベスト4で敗れた相手は、岩手でトップを争う花巻東と盛岡大付属であり専大北上が甲子園に行くにはこの2つの強豪を破らなければならないという課題が残っています。

 

選手だった中尾氏の監督就任によって、この壁を打ち破れるかが見ものですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:1回
夏の甲子園出場:5回

 

専大北上高校出身の主なプロ野球選手

・畠山和洋 (東京ヤクルトスワローズ)

3位:一関学院高校

 

 

一関学院高校は、最後に甲子園出場を果たしたのは2010年夏と少し前の話になりますが、2000年代には春夏通算4度の甲子園出場に出ている名門校です。

 

近年では岩手の2強と言われる花巻東と、盛岡大付属に互角…とまではいかないまでもかなり接戦を繰り広げており、岩手県勢ではNO3のポジションに居ると言っていいでしょうね。

 

春の大会に強い高校であり、2016年にも花巻東を破って岩手大会を勝ち上がっています。

 

2015年にも花巻東どころか盛岡大付属も破って東北大会へ勝ち進み、ベスト4に残る強さを見せています。

 

一方夏の大会では、2016年には決勝で盛岡大付属に敗れ準優勝、2015年には決勝で花巻東に敗れ準優勝…とやはりここでも岩手2強に屈して、悔しい思いをさせられています。

 

どこの高校にも目の上のたんこぶとなってしまう、近年の岩手での盛岡大付属と花巻東の強さ…

 

一関学院もやはりこの2校をいかに攻略出来るかがポイントになりそうですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:2回
夏の甲子園出場:7回

 

一関学院高校出身の主なプロ野球選手

・太田裕哉 (東京ヤクルトスワローズ)

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2位:花巻東高校

 

 

菊地雄星選手や、大谷翔平選手を輩出し、プロに通用するどころかプロで一流の成績を残す選手を出す学校としても有名な花巻東高校。

 

近年でもその強さは衰える事は無く、2011年夏、2012年春、2013年夏、2015年夏と安定した甲子園常連校として君臨しています。

 

花巻東は本当の意味での強豪校として成長したのは、2002年に就任した佐々木洋氏の手腕によるものが大きいですよね。

 

高校生にして160キロを投げる二刀流の怪物大谷選手や、「カット打法」で話題となった千葉選手などの個性的な選手を育てる監督でもあります。

 

監督自身は主役にならず、選手に必ず自分で考えさせて練習メニューでさえも選手自身に作らせ、監督は必要な場面でアドバイスをするという「選手自身に率先して考えさせる」という方針を持った監督です。

 

それが功を奏したのか佐々木監督の手腕なのか…

2005年に就任3年目にして甲子園出場を果たすと、そこからはもう2年に1度は甲子園に出ている超強豪校へとあれよあれよという間に成長させてしまいました。

 

それどころか2009年には春のセンバツベスト4に、2009年の夏には甲子園本番でベスト8に食い込むなど苦戦していた東北勢の高校としては、好調な成績を残しました。

 

菊地選手や大谷選手のようなプロでも通用する選手を生み出した事にもより、佐々木監督の指導を受けたいと良い選手も集まるようになり、まさに好循環を生み出します。

 

そして「岩手県と言えば花巻東」と言われるまでに成長し、現在に至っています。

 

監督の元には今でも岩手県の有望な選手が門を叩いて訪れ、監督の下で野球がしたい子が集まっています。

 

盛岡大付属という強いライバルとしのぎを削り合い、岩手の優勝候補として毎年上位に上がってくる安定感を持っているだけに、注目しない訳にはいきませんよね!

 

また花巻東から、プロでもスターとなる選手が生まれるのを期待したいですね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:2回 準優勝1回
夏の甲子園出場:8回

 

花巻東高校出身の主なプロ野球選手

大谷翔平 (北海道日本ハムファイターズ)
菊地雄星 (埼玉西部ライオンズ)
・高橋樹也 (広島東洋カープ)

1位:盛岡大学付属高校

 

岩手での現在の2強と言えば花巻東高校とこの盛岡大学付属高校ですね!

 

花巻東とは完全にライバル関係と言っていい状態にあり、毎年のようにこの2校で甲子園の座を取り合っています。

 

1995年というそこまで昔では無い時代に、初出場を果たした盛岡大学付属高校は、現在に至るまで常に強豪であり続けており、岩手県では盛岡大学付属を中心に岩手大会が回っていると言ってもいいでしょうね。

 

しかし甲子園初出場から春夏通算で9回連続初戦負けで甲子園本番で敗退を記録するなど、どうしても甲子園本番では弱いイメージが付きまとう学校でもあります。

 

2013年に通算10度目の甲子園出場で初戦の壁を破ると2014年、2016年、2017年と出場した全ての甲子園で初戦は突破しており、呪縛のような物が解かれた感じがしますね!

 

名門を率いる関口監督は「甲子園に守れないチームは行ってはいけない」と語るように、守備に強い意識を持つ監督ですがそのチーム作りでは「甲子園には行けても甲子園では勝てない」。

 

と、語るように守りは出来て当然。その上で更に打撃を鍛えていくという意識を持ち、2012年には大谷翔平選手を打ち砕くなどの試合を作りました。

 

盛岡大付属には室内練習場は無く、雪のシーズンになるとグラウンドで守備練習がまともにできなくなるために、ほぼ打撃練習に充てられるそうです。

 

雪が降る前の秋に守備を徹底して練習し、冬に入る前には守備を仕上げてしまうという形を取っています。

 

しかし、盛岡大付属ほどの名門校で雪が積もる地域なのに、室内練習場がないとは…限られた条件の中でやる事が逆に強さになっているのかもしれませんね。

 

レベルの高い守備に打撃まで加わり、岩手県のトップクラスとして君臨し続けている盛岡大学付属高校…

 

花巻東とのライバル対決も見逃せませんし、今後も大本命の学校として目が離せませんね!

 

甲子園成績

春の甲子園出場:4回
夏の甲子園出場:9回

 

盛岡大学付属高校出身の主なプロ野球選手

・松本裕樹 (福岡ソフトバンクホークス)

まとめ

複数の強豪がしのぎを削りあっている岩手県…

 

トッププロを生み出す花巻東高校に、甲子園常連となっている盛岡大学附高校などの大本命を中心に、下剋上を狙う学校も次々と生まれています!

 

レベルが底上げされ群雄割拠となっている岩手県には今後も注目ですね!

 

 

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