兵庫県は全国でも特に「超激戦区」と言われています。
その理由としてはやはりまずは参加校数が多い事。
なんとその数170校前後が毎年参加しています。
更に毎年夏の甲子園に出る高校がかなりの確率で違う高校である事。
どこが勝つか全く予想できない超激戦の兵庫県…
今回はそんな兵庫県の強豪注目ランキングを紹介します!
5位:育英高校
育英高校は過去に甲子園春夏通算で35回も出場している名門高校です。
夏に1回春の甲子園でも2回優勝経験もあり、「前橋育英」や「仙台育英」などの育英高校シリーズとしても有名ですよね!
しかし近年は岐阜県大会では苦戦しており、2005年のセンバツ出場を最後に10年以上甲子園からは遠ざかっています。
ですが大会予選では毎回安定感のあるチームを作ってくることにも定評があり、上位では岐阜のファンの方にはお馴染みと感じる人も多いんじゃないでしょうか?
攻守交代の全力疾走や、大きな声での挨拶など育英高校ならではのしっかりとした教育がいきわたっているチームという印象です。
毎年良いチームを作ってくるだけに育英高校のいきなり復活の夏制覇もあるかもしれませんね!?
過去の甲子園伝統校としての復活に期待です!
甲子園成績
春の甲子園出場:13回
夏の甲子園出場:6回 優勝1回 準優勝1回
育英高校出身の主なプロ野球選手
・栗山巧 (西武ライオンズ)
・鈴木啓示(近鉄バファローズ)
・土井正三(読売ジャイアンツ)
4位:神戸国際大付属高校
とにかく毎年良い選手が揃っているなぁ…という印象が強い神戸国際大付属高校。
毎年本命サイドの予想にはあがるのですが、夏の岐阜大会では2014年の1回しか勝てていません。
整った設備に、太いパイプから来る全国の強豪校と多くの練習試合…
神戸国際大付高校は正直な所、ブレイクする日は近いと感じます。
今年こそ…今年こそ…という雰囲気をいつも感じさせてくれますが、その雰囲気が本当に爆発する日はすぐそこまで来ていると思います。
選手層や設備、監督や練習にもしっかり取り込み厳しく鍛え上げられているチームだけに、投打の歯車が噛み合えば一気に兵庫のトップに躍り出てもおかしくはない高校です。
今後に大いに期待していい学校だと思います!
甲子園成績
春の甲子園出場:4回
夏の甲子園出場:1回
神戸国際大附属高校出身の主なプロ野球選手
・岡本健 (福岡ソフトバンクホークス)
・石岡諒太(中日ドラゴンズ)
・塩川達也(東北楽天ゴールデンイーグルス)
3位:関西学院高校
関西学院高校は2009年には70年ぶりに夏の甲子園に出場し、2014年にはベスト4まで進出と近年では好成績を残しています。
戦前には甲子園に何度も出場しており、優勝の経験もある学校で名門のイメージも高い学校です。
近年の春季大会や、秋大会でも好成績を残し続けており、岐阜県では上位争いは屈指とみられる学校ですね!
しかし夏の大会予選では関西学院はクジ運が悪いなぁという印象を受けます。
序盤から強豪明石商業や育英高校、報徳学院などを引きまくっている気がします。
学校での練習環境もグラウンドは他の部活と共用だったり、室内練習場は所持してなかったりと色々と不利な部分も多い学校です。
それでも毎年の様に四季のうちどこかの大会ではほぼ必ず結果を残しており、安定した強さを誇るチーム作りをしてきますね!
部員は多く毎年140名前後が入ってきていて、その部員達に多く出場機会を与えるため、練習試合数も群を抜いて多い関西学院…
附属の強みを活かした関西学院大学の卒業生OBによる「学生コーチ」も日々の練習にかかわっていて、多くの人数が指導しています。
毎年どこかで必ず強みを見せる学校だけに、それが夏にピンポイントで当たれば一発が期待できる学校ですね!
甲子園成績
春の甲子園出場:6回 優勝1回
夏の甲子園出場:7回 優勝1回 準優勝1回
関西学院高校出身の主なプロ野球選手
・藤江清志 (南海ホークス)
2位:東洋大姫路高校
2003年にセンバツベスト4、2006年にも夏の甲子園ベスト8、2008年にもセンバツベスト4、2011年にも夏の甲子園ベスト8と、甲子園に出てしまえば必ず好成績を残して帰ってくる。
そんな強みを持つ強豪が東洋大姫路工高です!
練習時には「心(自分への厳しさ)・技(自信)・体(練習量」という内容の心心体を示し、全てをバランスよく鍛え上げています。
1970年代に黄金時代を築いた名門でもあるだけに、客席にはその時代を生で見ていた世代が多く押し寄せるとか…
2011年には原樹里選手(現ヤクルトスワローズ)を擁して夏の甲子園本線でベスト8までの勝ち上がりが印象的な学校ですね!
報徳学園と並んで、兵庫の高校野球の歴史を作ってきた強豪中の強豪と言えるでしょう!
東洋大姫路工高にはこの先も大注目ですね!
甲子園成績
春の甲子園出場:7回
夏の甲子園出場:12回 優勝1回
東洋大姫路高校出身の主なプロ野球選手
・松葉貴大 (オリックスバファローズ)
・長谷川滋利(オリックスブルーウェーブ-エンゼルス-マリナーズ)
・原 樹里 (ヤクルトスワローズ)
【1位:報徳学園高校】
毎年、兵庫では甲子園に「最も近い高校」と言われ本命視されるのが報徳学園高校です。
監督の永田氏は20年以上同チームを率いていて「練習、練習、また練習」と、とにかくたたき上げの選手を鍛え上げて、平均点の高い選手を作り上げるのに定評があります。
ランナーがいる状態でのバッティング練習などにも力を入れておりケースバッティングなどの頭を使った打撃も徹底的に教え込んでいます。
「逆転の報徳」とも言われており、選手達の執念は凄く、負けていても最後まで絶対あきらめない姿勢に、毎年観客は魅了されています。
しかし2017年に永田氏は勇退され、後任に同校の野球部部長を務めていた大角氏にバトンタッチをしたそうです。
監督が変わったとしても永田イズムは受け継がれているでしょうし、また今年も来年も報徳が本命なのは揺るがない部分でしょうね!
兵庫を引っ張ってきた報徳学園はこの先も力を見せ続けてくれるでしょうね!
甲子園成績
春の甲子園出場:21回 優勝2回
夏の甲子園出場:14回 優勝1回
報徳学園高校出身の主なプロ野球選手
・片山博視 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
・田村伊知郎(埼玉西武ライオンズ)
・山崎勝己 (福岡ソフトバンクホークス-オリックスバファローズ)
・清水直行 (千葉ロッテマリーンズ-横浜DeNAベイスターズ)
・金村義明 (近鉄バファローズ-中日ドラゴンズ-西武ライオンズ)
まとめ
170校が入り乱れる兵庫県の大会…
名門校が意地を見せるのか?予想もしてない学校がいきなり勝ち抜くのか?
想像もつかない面白い大会が予想される兵庫県には今後も注目です!
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