私学4強と呼ばれた時代から少し過ぎ群雄割拠となった愛知県。
イチロー選手や現ソフトバンク監督の工藤公康選手など、超一流の選手も生み出すハイレベルな地域として甲子園でもお馴染みです。
そんな愛知県大会の決勝は「中京大中京」VS「栄徳」の対戦となり、中京大中京高校が9-1の圧勝で甲子園の切符を手にしました。
準々決勝では愛工大名電を破り、準決勝では豊橋中央に14-2のコールド勝ち。
まさに圧倒的な強さを見せて愛知県大会を制しています。
全国大会でも結果を残している学校だけに甲子園本番でも上位進出の期待が持たれますね!
今回はそんな愛知県を制した中京大中京高校野球部についての詳細や注目の選手を紹介します!
愛知県優勝の中京大中京高校とは?
中京大中京高校は愛知県名古屋市に所在する私立の高校です。
正式には中京大学付属中京高等学校といい、通称ではお馴染みの「中京大中京」と略して呼ばれます。
甲子園には今年の夏を含めて春30回、夏28回の出場経験を持ち、春優勝4回、夏優勝7回というとんでもない実績を持つ超伝統の名門校でもあります。
春と夏を足して11回の甲子園優勝回数は全国でもトップの記録。
甲子園での通算勝利数も133勝(春55勝、夏78勝)と最早意味が解らない領域の数字となっていて、並の伝統校では歯が立たない輝かしい成績を残しています。
近年でも2009年には現広島の堂林翔太選手を擁したチームで、日本文理との熱戦の末に夏全国制覇を成し遂げたのが記憶に残っていますね!
今年のチームも素晴らしい選手が揃っていて、特に打線では切れ目がなく好打者が並んでいます。
予選でも圧倒的な攻撃力を見せてコールドゲームを連発。
甲子園本番でも上位が期待される戦力が揃っていて、全国制覇の期待がかかりますね!
中京大中京の注目選手は?
まずは打撃の中心で4番を務める「鵜飼 航丞」君に注目。
181㎝83キロの立派な体格から放たれる強烈な本塁打が魅力のパワーヒッター。
高校通算本塁打は50本を超えていて、2年生に冬にウエイトで増量し更にパワーアップ。
逆方向にもホームランが打てるようになり、完全に量産体制に入っています。
ボールを飛ばす能力はプロからも注目される程で、打線の中心を担います。
そしてもう一人攻撃陣では「伊藤 康祐」君にも注目。
173㎝と小柄ながら、抜群の野球センスを持ち50mは5秒8と恐るべきスピードを持った中京大中京の切り込み隊長。
鵜飼君とは逆に、巧打に優れた選手でヒットを量産しては盗塁も決めれて、その俊足で広い守備範囲を持ったセンターとして守備の要も務めています。
プロからも高い才能を評価されていて、今年のドラフト候補としても名前があがっている選手です。
投手陣も当たり前に140キロ台を記録する「伊藤 凌」君、「磯村 峻平」君、「香村 篤史」君等高いレベルで枚数も揃っています。
今年の打線は恐らく全国でもトップクラスの破壊力を持っているので、甲子園本番でも中京大の打線爆発には注目ですよ!
まとめ
全国No.1と言っても過言では無い実績を持つ中京大中京高校。
今年も圧倒的な強さで愛知県を勝ち抜いてきました。
甲子園でも上位が期待される戦力が揃った2017年の中京大中京。
果たしてどこまで勝ち抜けるのか…それとも2009年以来の優勝を成し遂げてしまうのか?とにかく大注目の高校ですね!