2017年の夏の甲子園もとうとう全国49チームの代表が決定しました。
7月上旬から8月頭までの長い戦いにもようやく終止符が打たれましたね。
今年の7月は早くから猛暑が到来し、高校球児にも試練の夏となり多くの選手が気温で体力を奪われる気候でした。
そんな苦しい環境でも、大きな事故はなく無事に終わってくれてホッとしましたね!
本命の学校が順当に勝ち抜いた地区もあれば、初出場校も6校と多くの学校が夏の甲子園初切符を手にしています。
今回はそんな晴れ舞台に出場する出場校の一覧や、注目の選手を紹介します!
高校野球2017年夏の甲子園出場校一覧は?
2017年夏甲子園出場校一覧です。
北北海道:滝川西 (19年ぶり3度目)
南北海道:北海 (3年連続39度目)
青森:青森山田 (8年ぶり11度目)
岩手:盛岡大付 (2年連続10度目)
秋田:明桜 (8年ぶり9度目)
山形:日大山形 (4年ぶり17度目)
宮城:仙台育英 (2年ぶり26度目)
福島:聖光学院 (11年連続14度目)
茨城:土浦日大 (31年ぶり3度目)
栃木:作新学院 (7年連続13度目)
群馬:前橋育英 (2年連続3度目)
埼玉:花咲徳栄 (3年連続5度目)
千葉:木更津総合 (2年連続6度目)
東東京:二松学舎大付 (3年ぶり2度目)
西東京:東海大菅生 (17年ぶり3度目)
神奈川:横浜 (2年連続17度目)
新潟:日本文理 (3年ぶり9度目)
長野:松商学園 (9年ぶり36度目)
山梨:山梨学院 (2年連続7度目)
静岡:藤枝明誠 (初出場)
愛知:中京大中京 (2年ぶり28度目)
岐阜:大垣日大 (3年ぶり4度目)
三重:津田学園 (初出場)
富山:高岡商 (2年ぶり18度目)
石川:日本航空石川(8年ぶり2度目)
福井:坂井 (初出場)
滋賀:彦根東 (4年ぶり2度目)
京都:京都成章 (19年ぶり3度目)
大阪:大阪桐蔭 (3年ぶり9度目)
兵庫:神戸国際大付 (3年ぶり2度目)
奈良:天理 (2年ぶり28度目)
和歌山:智弁和歌山 (2年ぶり22度目)
岡山:おかやま山陽(初出場)
広島:広陵 (3年ぶり22度目)
鳥取:米子松蔭 (17年ぶり3度目)
島根:開星 (3年ぶり10度目)
山口:下関国際 (初出場)
香川:三本松 (24年ぶり3度目)
徳島:鳴門渦潮 (9年ぶり7度目)
愛媛:済美 (4年ぶり5度目)
高知:明徳義塾 (8年連続19度目)
福岡:東筑 (21年ぶり6度目)
佐賀:早稲田佐賀 (初出場)
長崎:波佐見 (16年ぶり3度目)
熊本:秀岳館 (2年連続3度目)
大分:明豊 (2年ぶり6度目)
宮崎:聖心ウルスラ(12年ぶり2度目)
鹿児島:神村学園 (5年ぶり4度目)
沖縄:興南 (2年ぶり11度目)
初出場校:藤枝明誠、津田学園、坂井、おかやま山陽、下関国際、早稲田佐賀
過去5年優勝校
2012年:大阪桐蔭(大阪)
2013年:前橋育英(群馬)
2014年:大阪桐蔭(大阪)
2015年:東海大相模(神奈川)
2016年:作新学院 (栃木)
過去5年の優勝校のデータを見てもやはり今年も甲子園に出場してきている高校が多く、4校中3校の大阪桐蔭、前橋育英、作新学院が今年の夏にも出てきています。
2017年夏甲子園のドラフト候補や注目選手は?(打者編)
まず自分が一番注目しているのは盛岡大附高校の「植田 拓」君。
165㎝と高校球児では小柄どころかかなり小さい部類に入る選手ですが、高校通算60本塁打を超えるパワーを持ち、50メートルは6秒を切ってくる俊足の持ち主。
背筋は240キロを超えていて、ベンチプレスも100キロを超えるパワーを持っています。
日本で言えば森友哉選手の様な小柄でも全く関係ない質の本塁打を放てる選手で、メジャーで言えばホセ・アルトゥーベ選手の様なタイプです。
体格で判断してしまい、プロでは無理と言っている人もいますが自分はこの選手の素質や能力なら間違いなく上の世界でも通用すると勝手に確信しています。
そして次は横浜高校から「増田 珠」君。
1年から名門横浜高校にてレギュラーとして活躍している選手で、今年の夏予選でも4戦連続のホームラン、最多記録タイとなる5本のホームランを放ち横浜の打線の中心となっています。
神奈川決勝でもホームランを放つなど勝負強さも持っていて、逆方向へ飛ばす打球も見せていて、高校生離れしている内容が多い選手。
更にケースバッティングも出来る選手で、場面次第で打ち分けられる高い技術も持っています。
今調子がいいだけに、今大会の活躍次第ではドラフト1位まである選手なのではと思っています。
2017年夏甲子園のドラフト候補や注目選手は?(投手編)
投手ではまず木更津総合高校の投手「山下 輝」君に注目。
150キロ近いストレートを持つ、今大会最速のサウスポー。
切れ味鋭いスライダーも持っていて、かなり高い奪三振ショーを披露してくれる、いわゆる「魅せてくれる投手」の一人です。
最近流行のツーシームも操り、的を絞らせません。
制球はまだまだ甘い所があるものの、それは速球派左腕の宿命とも言うべき部分でしょうか。
逆に少し荒れているせいで打者もコースに張れずに、良い意味で打ちにくさに拍車をかけている部分もあるかもしれませんね。
左腕の速球派ピッチャーはやはりいつの時代も魅力的に映るもので、プロ以降での活躍にも期待してしまいます。
次に秀岳館高校からの投手「川端 健斗」君。
春のセンバツの時点ですでに140キロ後半のボールを投げていた注目の左腕。
現在ではすでに150キロ近い球速をマークしているようで、夏の甲子園本番では150キロの期待を持たれています。
やはり左腕速球派と言う事でまたしても制球には少し難がありますが、かなり恰好いいフォームから迫力あるボールを投げる姿に痺れさせられました。
春のセンバツでは21イニングで33三振を奪っており、今年の甲子園でも奪三振ショーを期待してしまいます。
他にも徳山 壮磨君(大阪桐蔭)、平元銀次郎君(広陵高校)、清水 達也君(花咲徳栄)、皆川 喬涼君(前橋育英)などレベルの高い選手が揃った年となりました。
横浜高校のスーパー1年生投手としてすでに世代ではトップの知名度を持つ、「及川 雅貴」君にも注目が集まりますね。
まとめ
1回戦から広陵-中京大中京、横浜-秀岳館、智弁和歌山-興南という上位が予想されるチームが当たる事となった2017年の夏甲子園大会。
いきなり上位の潰しあいが起こったという事もあり、どこが優勝するか予想するのは本当に難しい年となりました。
大阪桐蔭が春に続いて春夏連覇を達成してしまうのか?作新学院が夏2連覇を決めるのか?誰も予想していない伏兵が出てくるのか?
今から楽しみで仕方がありませんね!