日本の中でも5本の指に入ると言われる激戦区神奈川。
横浜、東海大相模、慶応、桐光、横浜隼人など数々の名門校が揃っています。
そんな激戦エリアの横浜地区で2017年夏甲子園の切符を手に入れたのは「横浜高校」となりました。
決勝では東海大相模との対戦となり、大本命2校の激突となりましたが序盤から横浜の打線が点を重ねていき、そのまま9-3で圧勝。
3本の本塁打を放ち、厚みのある打線が見事に火を噴きました!
本命と言われたプレッシャーにも負けず、去年に続いての夏甲子園出場となります。
今回はそんな神奈川の強豪横浜高校についての詳細や注目選手を紹介します!
神奈川県大会優勝の横浜高校野球部とは?
出典:wikipedia
横浜高校は神奈川県横浜市に所在する私立の男子高校です。
2020年には共学になる予定があるみたいですね!
多くのプロ野球選手を輩出している野球の超名門校で、松坂大輔選手、筒香嘉智選手、涌井秀章選手などプロの超一流で活躍するレベルの選手を生み出しています。
甲子園には今回の夏を含めて春15回、夏17回の出場経験があり、春優勝3回、夏優勝2回と全国でもトップクラスの実績を持っている学校です。
野球部は基本的に推薦入部の選手で揃っていて、神奈川県の選手がメインですが他にも全国からエリートと呼ばれる選手が集まって来ています。
横浜高校出身の選手はプロ野球に入ってからも第1線で活躍出来る選手を多く生み出しているため、意識の高い選手が集まる好循環になってますね。
今年も各学年に注目選手が集まっていて、主砲の増田選手や、注目の2年生万波選手、1年生ながら初スタメンでいきなり本塁打を放った小泉選手など各年代にスラッガーが揃っています。
投手陣にも飛び抜けた存在はいませんが、駒が揃っていて長丁場にはもってこいの強いリリーフ陣が控えています。
甲子園本戦でも上位が期待される力を持っている学校で、松坂大輔選手を擁した「最強世代」と呼ばれた1998年夏以来の優勝が期待されます。
横浜高校の注目選手は?
横浜高校の注目選手はまず予選で大活躍を見せた「増田 珠」君に注目。
180㎝80キロ越えの体格を持った右の主砲。
広角に打ち分けられる技術も持っていて、50メートルは6秒ジャストの俊足。
今年の夏予選で打率5割越え、史上最多タイの5本塁打を放って横浜の打線を牽引した4番バッターでもあります。
外角の球をライトスタンドに運ぶなど、逆方向に打球を飛ばせる高校生離れした技術とパワーを持っていてドラフトでも注目の集まる強打者です。
パワーヒッターなのに高校での通算打率は5割近い数字を残していて、三振も少なくまさにスキの無い全国屈指レベルの選手ですね!
次に横浜の強力打線一角「万波 中正」君。
中学時代に砲丸投げで都大会優勝などの経験もある、高い身体能力の持ち主。
コンゴ出身の父親を持ち、圧倒的な存在感を誇ります。
まだ2年生ながらも身長は190㎝体重は90キロ弱とすでに日本人離れした体格を持っていて、圧倒的なパワーを誇ります。
更にはMAX145キロのストレートを備えた投手も出来るという、凄い選手。
とにかく身体能力が高く、打球やスイングを見ていても規格外なのがすぐに解ります。
まだまだ粗い部分も多く安定感はありませんが、甲子園本番で調子次第では大暴れするかもしれません。
他にも「スーパー1年生」と呼ばれる及川 雅貴君は1年生ながらすでに140キロを超える球を持っていて中学生時代には世界大会でも実績のある投手。
守備の要となる世代トップクラスと言われる捕手の福永君や、野球センス抜群の斉藤君、予選で活躍を見せた左腕板川君など粒揃いのメンツが揃っていてかなりのレベルが揃った世代です。
まとめ
激戦区神奈川を圧倒的な強さで勝ち抜いた名門横浜高校。
今年もプロ注目のハイレベルな選手が揃っていて、甲子園本番でも優勝が期待されます。
守備も高校生レベルと思えない綺麗なプレイを見せてくれるので、本当に高校生なのかと疑ってしまう事がある程のチームです。
松坂選手の果たした全国制覇以来優勝からは遠ざかっていますが、今年のメンバーなら期待出来るかもしれませんね!