猛暑の中全国で次々に甲子園出場校が決まる中、四国でも次々に優勝校が決まっています。
今年の高知の決勝カードは「明徳義塾」VS「梼原」高校の対戦となり、明徳義塾が先制した5点を活かして逃げ切り7-3で見事に甲子園の切符を掴んでいます。
高知ではまさに「無双状態」の明徳義塾高校はこれで2010年から8年連続の夏甲子園出場となりました。
他チームからの徹底マークを受けながらも危なげない試合運びで、今年もキッチリと大本命の期待に応えています。
出典:朝日新聞
号外にも堂々の8連覇が誇らしく掲載されていますね。
当たり前に感じて来てしまう数字かもしれませんが、とんでもない事です。
優勝を期待され、期待通りに毎年結果を出すという事がどれだけ難しい事か…
毎年プレッシャーに負けないメンタルを選手が持っている事にも感心させられます。
今回はそんな高知県優勝の明徳義塾高校の詳細や注目メンバーを紹介します!
高知県大会優勝の明徳義塾高校野球部とは?
出典:wikipedia
明徳義塾高校は高知県に所在する私立の中高一貫の高校です。
甲子園初出場は1982年のセンバツとそこまで昔では無いのですが、2017年現在までですでに夏19回、春17回の出場、夏の優勝1回と輝かしい実績を持った名門校です。
夏の甲子園は今年で8年連続出場となり、甲子園では毎回の様に明徳義塾の名が見られる為に、ファンの方にはお馴染みの高校かもしれません。
ライバルの高知高校は2011年~2015年まで高知夏大会で5年連続決勝に進出するも明徳義塾に敗れるなど、まさに「高知の壁」と言える存在で他校は明徳義塾に涙を呑まされ続けています。
「青雲寮」と呼ばれる大きな寮を有していて、県外からの留学生も多い学校で野球部員も寮に入っていて、18時半までの練習後、更に消灯まで自主練と野球漬けの生活を送っています。
1年生時は食事で「ご飯3杯」がルールで、入部からすぐに選手のフィジカル作りにも力を入れています。
2012年の夏や去年の夏にも甲子園本番でベスト4まで勝ち上がっていて、全国レベルの力を有する学校。
監督は「守り勝つ野球で甲子園で勝つ」と言っていてその堅守にも注目。
今年の予選でも危なげなく勝ち上がっていて、甲子園本番でも上位が期待されます。
明徳義塾高校の注目選手は?
明徳義塾の注目選手は外野手の「西浦 颯大」君
走攻守三拍子揃ったプロ注目の万能選手で、50メートル5秒9の俊足に背筋200キロを超えるパワーを持っている選手で、打撃はパワーだけではなくバットコントロールも上手くヒットを量産します。
守備でも俊足を活かした守備範囲に鋭い反応で高い評価を受けています。
プロにも注目されていて、伸び白もまだまだあると言われる選手だけに将来スター選手になる可能性も?
投手の市川悠太君、北本佑斗君の安定感ある二人の投手にも注目です。
まとめ
8年連続夏甲子園出場という快挙を成し遂げた明徳義塾高校野球部。
想像を絶するプレッシャーを跳ね除け危なげなく優勝してしまうのは最早さすがとしか言い様がありませんね。
去年は甲子園本番でベスト4敗退という惜しい所まで行っているだけに、今年こそは全国制覇を期待ですね!