清宮幸太郎君フィーバーで湧く、2017年夏の西東京の甲子園予選。
その決勝は神宮球場で行われ、開始2時間前に当日券15000枚は完売。
前売1万枚も完売しており、少年招待席も入れてなんと3万人を超える満員の観客が押し寄せました。
切符を買えずに渋々帰る人も見られ、西東京大会は恐ろしい注目度を集めましたね。
関東ではNHKで生放送で決勝の中継まで組まれていました。
決勝のカードは早稲田実業VS東海大菅生高校のカードとなり、早実の守備の乱れからジワジワと東海大菅生がリードしていき、そのリードを保ったまま逃げ切り。
西東京大会で甲子園の切符を手に入れたのは「東海大菅生高校」となりました。
出典:ツイッター
清宮フィーバーで湧いていただけに、早実の甲子園を期待していた人も多く東海大菅生側が少しヒール扱いっぽいムードだったにも関わらず勝ちきった実力は見事ですね!
清宮君を甲子園で見たかったというのは間違いなく本音ですが、試合内容は東海大菅生が勝ったのは順当と言える内容で、エラーのミスで自滅してしまった早実はもったいなかったですね。
しかし優勝した菅生より清宮君清宮君で騒ぐマスコミの姿勢にも何とも言い難い憤りを感じますね…
今回はそんな西東京大会を制した東海大菅生高校の詳細と注目選手を紹介します!
西東京大会優勝の東海大菅生高校野球部とは?
出典:wikipedia
東海大菅生高校は東京都あきる野市に所在する私立の高校です。
甲子園には今回の夏を含めて夏3回、春3回に出場経験を持っていて夏の甲子園は2000年以来17年ぶりとなります。
「打倒早実」を目標に挙げて猛練習を積んできて、実際に決勝で早実を倒して見事に甲子園の舞台に戻ってきました。
2014年、2015年、2016年と3年連続で夏大会決勝で敗れていて、4回目の挑戦にして雪辱を果たす形となっています。
2015年には決勝で早実に敗れているだけに、リベンジを成し遂げましたね!
なんと表彰式では優勝メダルが足りないというアクシデントにも見舞われますが、終始にこやかムードで表彰式は進みました。
しかし東海大菅生程の実力をもってしても、夏甲子園が17年ぶりだなんて東京エリアの厳しさを感じますね…
堅守をウリにしているチームで、守備からリズムを作っていくチームなので甲子園でもまずは守りから流れを掴んでほしいですね。
投手陣も安定していて控えにもレベルの高いピッチャーが備えているので、長期戦に強いチームと言えるでしょう。
東海大菅生高校の注目選手は?
なんといっても決勝で見事に早実を破ったエースの「松本 健吾」君に注目。
背番号は11で予選の時点ではエースナンバーでは無かったのですが、甲子園本番ではエースナンバーとなる「1」を与えて臨むそうです。
179㎝74キロの体格に、最速145キロの本格派の右腕です。
セットポジションから投げ込む安定した球速を誇るストレートにフォーク、スプリットと落ちる球も豊富な投手。
2年時には怪我で投げられない時期もありましたが、見事に今年の夏には花咲きました。
1番ショートでヒットメーカーの田中幹也君のリードオフマンぶりにも注目。
まとめ
見事に3年連続決勝敗退の悔しさから雪辱を果たした東海大菅生高校。
清宮フィーバーに阻まれて、マスコミにはヒール扱いされる厳しいプレッシャーの中で全く動じず力を出し切った精神力の強さは本物です。
甲子園本番でも上位進出が期待できる実力を擁していると思われますし、一気に全国の頂上まで上り詰めて欲しい学校でもありますね!