各地で大雨順延が相次ぎ、日程通りにいかない甲子園予選の難しさをしみじみと感じています。
そんな中滋賀県大会も決勝が行われ、見事に「彦根東」が51チームの頂点に立ち甲子園切符を勝ち取りました。
シードの光泉がすぐに敗れてしまうなど、波乱含みの滋賀大会となりましたが春大会を制して勢いに乗っていた彦根東が安定した強さをみせましたね!
多くの対外試合をこなし、勉強の合間に猛練習に励んで進学校ながら勉強との両立を果たし見事な結果を見せました。
強豪近江を相手に150球以上を投げ切った増居君には脱帽です。
今回はそんな滋賀大会優勝の彦根東野球部の詳細や、注目メンバーを紹介します!
滋賀大会優勝の彦根東高校とは?
滋賀県立彦根高校は滋賀県彦根市に所在する公立の高校です。
「文武両道」を体現している学校で、部活動を盛んに行いながらも県内屈指の進学校として知られています。
新聞部は特に名門と言われていて、毎年トップクラスの賞を受賞しています。
その新聞部が発行した彦根東の甲子園出場決定の新聞もすぐに作成されるなど、駆け回りデータを集めてすぐまとめるその実力には驚かされます。
高校生がこの新聞をあっという間に作り上げてしまうのって凄いですよね・・・
決勝の対戦相手の「近江高校」とは距離にして1キロ程度のご近所校であり、まさに「彦根対決」となり地元民を興奮させる試合となりました。
公立の彦根東が私立の強豪を次々と撃破していき、公立好きなファンの方には気持ちのいい大会だったかもしれませんね!
年間130試合とも言われる対外試合を受験勉強の合間に行なった、質の濃い試合経験が実戦で見事に花開きました。
彦根東は甲子園に今回の出場を含めて夏2回春3回の通算5回の出場となります。
出場した甲子園では全て初戦で敗退していて、「まず1勝」を目標に全国の舞台に挑みます。
「考える野球」で進学校でも野球は強くなれるという事を証明した彦根東の甲子園本番での活躍を楽しみにしましょう!
彦根東高校の注目選手は?
強豪滋賀学園や決勝で近江高校相手に150球を超える熱投で完投した「増居 翔太」君に注目。
最速135キロのストレートに多彩な変化球を操る2年生左腕。
勉強も相当出来る子で進学希望はあの「京都大学」だそうです。
春には近畿大会で龍谷大平安高校を破るなどの活躍で知名度を上げていました。
本人も「文武両道を目指しているので、甲子園に行きたい」と語っていて、有言実行となりましたね!
夏の甲子園で念願の1勝を挙げられるのか注目です。
まとめ
県内有数の進学校でありながら、限られた時間を質の濃い練習に充て、見事に甲子園に出場を決めた彦根東高校。
勉強しながらでも全国に通用するという事を甲子園でも証明してほしいですね!