数々の番狂わせも起きていて、全く予想外の高校が勝ち上がる地域も出てきている2017年夏の甲子園大会予選。
この佐賀県で今回見事初優勝を決めた「早稲田佐賀高校」を大本命にしていた人は少ないのではないでしょうか?
佐賀県では早くも新聞の号外が出て、湧きに沸いています。
出典:ツイッター
あの名門「早稲田大学」の系列校で、県内でもトップクラスの偏差値を誇り勉強でもレベルの高い学校なんだそうです。
ノーシードから見事に甲子園の切符をもぎとった早稲田佐賀高校…
今回はそんなミラクルを起こした早稲田佐賀高校の詳細や注目メンバーについて紹介します!
早稲田佐賀高校野球部とは?
早稲田佐賀高校は佐賀県唐津市に所在する中高一貫性の私立高校です。
あの関東の名門大学「早稲田大学」の系列校で、生徒の半分が推薦で早稲田大学へ進学するそうです。
学校の創設自体が2010年とここ最近の事で、野球部もそれにしたがって創部8年目となります。
清宮幸太郎君フィーバーで湧く関東の早稲田実業は強豪として有名ですが、まさか佐賀の早稲田まで甲子園に出場してしまうとは驚きですね!
もしも早稲田実業が勝ち上がれば、甲子園で早稲田佐賀VS早稲田実業なんて夢のカードが実現するかもしれません。
エースの森田君も「出来れば同じユニホームで甲子園で清宮君と対戦したい」と語っていて、本当にそれが叶えばファンからしてもワクワクしてしまいますね。
前評判は高く無くノーシードからの大会となりましたが、決してまぐれではなく、昨秋今春の大会を制していた本命の佐賀北を3-0の完封で破って勝ち上がっていて底力を示しています。
試合傾向を見ていると1回戦は3-1、2回戦は飛ばして3回戦は2-0、準々決勝は3-0、準決勝は9-7、決勝は6-1と何故か上に行くほど打線は上がっていて、序盤はロースコアゲームばかりの試合に。
しかしチーム打率は3割を超えていて、打線が弱いかというと全くそれは感じられません。
完全に甲子園初出場となるチームだけに、本番でどこまでやれるか解りませんが、過去に佐賀商業が甲子園で巻き起こした「がばい旋風」の再来となるかもしれませんね!
早稲田佐賀高校の注目メンバー
早稲田佐賀高校の注目メンバーは「リトル清宮」と呼ばれる活躍を見せた「小部純平」君。
173センチと大柄では無い物のベンチプレスは105キロを上げ、小さな巨人と言える存在。
3回戦では本塁打も放っており、佐賀大会では打率は5割近くを残していて正にチームの核弾頭となっています。
予選での必勝リレーとなっていた安西君→森田君の投手リレーの安定感にも注目です!
まとめ
学力トップクラスの学校でありながら、創部8年にして甲子園初出場を成し遂げた早稲田佐賀高校。
「文武両道」を掲げる学校は多いですが、本当にここまでの結果を出せる高校はそう多くありません。
初出場となる甲子園では悔いの残らない様に全てを出しきってほしいですね!
そしてあわよくば再度の「がばい旋風」を巻き起こしてほしいです。