出典:楽天公式
楽天の鉄腕リリーフとして毎年60試合以上に登板してブルペンの柱となって大活躍を見せている福山博之選手。
愛称は「サブ」。かなりのイケメン選手としてどんどん人気を上げていますね。
172㎝とプロとしては小柄と言える体格ながら、ダイナミックなフォームで150キロ以上のストレートを放つ姿には圧巻ですよね!
毎年の様に60試合以上に登板しても故障しない鉄腕ぶりにも本当に驚かされます。
こんな福山選手ですが、最初に入団した横浜時代には打者へ転向をすすめられる程の超俊足も持っているとか…
その野手転向を断った事で横浜から契約更新をされないなど苦労も味わっている福山選手。
今回はそんなどん底から這い上がった福山博之選手についてのプロフィール詳細について紹介します!
福山博之選手のプロフィールは?
出身地:島根県雲南市
出身高校:島根県立大東高等学校
生年月日:1989年3月27日
身長:172㎝
利き腕:右投
打席:右打
ポジション:投手
年俸:7,500万円(2017年現在)引用:wikipedia
福山選手は小学校で野球を始め、中学では二塁手として県大会優勝の実績を残しています。
島根県立大東高校でも硬式野球部に所属し、二塁手として1年春からレギュラー。
この頃にはまだまだ知名度も低く、高校でも一度も甲子園経験はありませんでした。
その後は大阪商業大学へ「一般入試」で進学し、二塁手でこのまま行くか投手に転向するかを悩み、友人に相談して「投手」と言われた事で投手に専念を決断。
もう1つの理由に「目立つことができる」という理由もあったそうで、なかなかユニークな性格がここでも垣間見えますね。
投手に転向したばかりの時はストレートは最速128キロと、プロに行くには厳しい数字でした。
しかし大学付近の公園でたまたま知り合ったという老人に指導を受けて、球速はどんどんアップ。
この老人は元横浜や巨人で活躍をして、首位打者も獲得した事のある金城龍彦選手の叔父であったという凄い後日談も明かされています。
後にこの金城選手とチームメイトにもなるとは、人の縁って不思議ですよね…
3年時の春季リーグでは3勝0敗、秋季リーグではとうとうエースとなり6勝3敗の成績を残し、ベストナインを受賞。
4年時の春季リーグでは3勝5敗ながらも、防御率は1・82とハイレベルな数字を残し、春季リーグでは4勝2敗を記録して、最優秀選手にも選ばれています。
大学では通算46試合に登板し、17勝11敗、防御率1・67、176奪三振という成績。
大学から投手を始めた選手の成績とは思えない大きな成長を見せています。
金城選手の叔父との出会いでもそうですが、何か「持っている」選手ですよね。
そして2010年のドラフト会議では、横浜ベイスターズから6位で指名されプロへと道を進めます。
福山博之選手の成績や年俸は?
出典:スポーツ報知
福山博之選手は横浜ベイスターズと契約金2,000万円、年俸740万円で契約します。
2011年
2011年は夏までは2軍で過ごす事になりますが、8月13日のドラゴンズ戦で救援投手として1軍デビュー。
後半戦は敗戦処理も含めて、救援投手として起用され合計19試合に出場。
1年目の成績は19試合に登板し、0勝1敗、防御率5・76という成績で終えます。
年俸は800万円へアップ。
2012年
2012年は1軍で2試合の登板で、防御率18・00と大炎上してしまいそれ以外の出番は無し。
9月には球団から素晴らしい俊足を持っている福山選手に野手転向を打診。
投手としては契約を更新しないという事を通告されました。
しかし福山選手はその打診を断り、投手一本でやる事を伝え、福山選手は自由契約となりました。
11月には楽天ゴールデンイーグルスと「投手」として契約する事が発表。
正直横浜のこの時の福山投手への投手としての見切りは、見る目がないとしか言えないぐらい早すぎたと思います。
2013年
楽天へ移籍を果たした福山選手は、開幕直後の4月9日にすぐに1軍へ上がり、その後も1軍と2軍を行ったり来たりとなりますが、穴を埋める役目で年間22試合に起用されます。
2013年の成績は22試合に登板し、0勝0敗、1ホールド、防御率は4・41という成績でした。
年俸は900万円へアップ。
2014年
2014年は福山選手のブレイク年となります。
春季キャンプから1軍へ帯同し、初の開幕1軍も掴みました。
4月6日には救援としてですがプロ初勝利をマークし、そのまま1年間2軍へ落ちることはなく勝ち試合でのセットアッパーとしての地位を確立。
オールスターにも出場する程の安定感のある投球を年間通してこなしており、2014年はなんと65試合に登板。
4勝2敗1セーブ、23ホールド、防御率は1・87と楽天の勝利の方程式の一部として大ブレイクを果たしました。
年俸は900万円から3,000万円へ大幅アップ。
2015-2016年
2015年には65試合、2016年には69試合とかなりとんでもない試合数を投げており、故障もないままセットアッパーとして活躍を続けた為「鉄腕」という異名まで付いています。
防御率は2年とも2・75前後でしたが20ホールド前後を毎年安定して稼いでくれる投手として、楽天の屋台骨を支えています。
横浜に野手転向通告をされて、現役の道すら危ぶまれた福山選手ですが、見事楽天で自ら投手にこだわって勝ち取った一流選手としてのポジションは本当に恰好いいですよね。
福山博之選手の性格は?
出典:楽天公式
投手に転向した時に「目立ちたい」という願望も1つであった事から解るように、かなり明るいキャラクターでもあります。
いわゆるラテン系とも呼ばれるノリで、外国人選手からのウケもいいとか…
入団会見では
「鼻の穴が大きいので、北島三郎に似ています。『ハマのサブちゃん』と呼んでください」
引用:wikipedia
と語っていてユニークなキャラクターとしても知られています。
その事から愛称も「サブちゃん」で定着。
更にホリが深くイケメンすぎるために、ハーフでは無いの?という噂まで立っているようですが、思いっきり純日本人だそうです 笑
イケメンで明るい福山選手は、楽天には最早なくてはならない存在ですね!
福山博之選手の彼女は?
楽天に移籍して一流選手への道を駆け上がっている上に、元々イケメンな福山選手。
そりゃモテるんだろうなぁ…と思いますが意外な事にまだ全く女性関係の噂はありません。
戦力外から一転チャンスを掴んだ苦労人でもあるだけに、野球にだけ集中していたのかもしれませんね。
まとめ
「戦力外から楽天の中継ぎエースへ」と見事な成り上がりを遂げた福山選手。
このどん底からでも諦めずに、自分を信じて勝ち取った精神力は他の選手の希望にもなると思います。
身長が高い訳ではなく、大学から投手を始めてここまでなれるというプロ野球の夢を掴んだ代表例でもありますよね!
まだまだここから成長も見せてくれそうですし、経歴的にも応援せざるを得ない選手です!