四国IL出身として一番の出世株となっていて、その「変態的」とも言われるバットコントロールでとんでもない内角のボールをヒットにしてしまう角中勝也選手。
俊足を活かした守備に、強肩を持ち打撃面でも守備面でも最早ロッテに必須の主力選手となっていますね!
現在では首位打者争いの常連ともなっていて、プロでも屈指の打撃力を武器に大活躍を続けています。
独立リーグ出身選手でもプロでタイトルを取るまでになれるという事を証明した角中選手。
今回はそんな角中勝也選手についてのプロフィール詳細を紹介します!
角中勝也選手のプロフィールは?
出身地:石川県七尾市
出身高校:日本航空第二高等学校
生年月日:1987年5月25日
身長:180㎝
利き腕:右投
打席:左打
ポジション:外野手
年俸:1億4,100万円(2017年現在)引用:wikipedia
角中選手は幼少期から父親の「必ず子供をプロ野球選手に」という強い意思の元に英才教育を受けて育ちます。
しかしエリートコースを歩んでいたわけでは無く、高校の日本航空第二高等学校でも甲子園経験はないままプロのドラフトの指名の可能性もないまま学生時代を終えます。
2006年に独立リーグである四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスへ入団。
高卒即入団でありながら角中選手の評価は高く、1年目の開幕試合から1番打者でスタメンとして起用されました。
2006年シーズンは主にクリーンナップを任されて、打率.253、4本塁打、28打点の数字を残し、プロである独立リーグでも通用する実力を見せます。
19才で独立リーグとはいえセンスを見せた角中選手は2006年のドラフトで千葉ロッテマリーンズからドラフト7位で指名され、すぐにプロ入りする事となりました。
角中勝也選手の成績や年俸は?
出典:日刊スポーツ
角中選手は千葉ロッテマリーンズと契約金500万円、年俸450万円で契約しました。
2007年
1年目となる2007年は7月に一軍に初昇格し、初出場も果たします。
しかし打率は.235と低調に終わり、まだまだ一軍の壁に阻まれる年となりました。
二軍ではイースタンリーグ2位となる打率.335を残していて、この頃から打撃のセンスへの評価は高い選手でした。
2008年-2010年
2008年の4月にはプロ初本塁打を記録し、この本塁打は四国アイランドリーグから日本プロ野球へ入団した選手として初の公式戦本塁打となりました。
しかし2008年~2010年にかけては毎年10試合前後の出場機会しか得られず、なかなか一軍に定着する事は出来ません。
2011年
2011年は7月から8月にかけて二軍のリーグ記録タイとなる11打席連続出塁の記録を残し、出塁率.423の数字を叩きだします。
8月には一軍に昇格し、2011年初安打を放ち、8月28日には1試合5安打を記録するなどこのシーズンの後半からや外野のレギュラーを掴みとります。
打順でも3番や5番を任されるなど中軸として活躍し、この年から角中選手の名前はロッテのスタメンの常連となりました。
年俸は1,000万円で契約。
2012年
2012年は角中選手のブレイク年となりました。
角中選手が打点を挙げた試合は13連勝を記録して、「不敗神話」を築くなどシーズン序盤のチームの核弾頭として活躍を見せます。
交流戦に入っても交流戦首位打者を獲得し、夏には独立リーグ出身の選手として初のオールスターゲームにも選出されました。
打率3割前後の記録を残していた角中選手ですが、首位打者争いの相手である中島裕之選手は打率.330近い成績を9月の時点で保っていたので、さすがにこの時点で角中選手がまさか首位打者争いに参加してくるとは思っていませんでしたね。
しかし中島裕之選手が故障し打率を落としていく中、角中選手は9月から調子を上げていき中島選手が.310まで落としていた打率を10月には抜き去り首位打者に躍り出ました。
その後西武とロッテの試合で、角中に首位打者を取らせるために、中島裕之選手の打率を上げない為に経験した事で少し論争も起こりました。
ですがその後角中選手が首位打者を確定させると、中島選手からは「おめでとう」という暖かい言葉が届きこの騒動は収まります。
2012年の角中選手の成績は128試合に出場し、打率.312、本塁打3、打点61と打率と打点で大きな飛躍を見せ首位打者のタイトルまで手に入れて大ブレイクを果たしました。
更には自信初となるベストナインにも選ばれています。
石川県出身のプロ野球選手としては松井秀喜選手以来、独立リーグ出身者としては史上初の快挙でした。
2012年の契約更改ではタイトルも評価されなんと420%アップの4200万円で契約、
2013年-2015年
2013年からはもうロッテの主力として当たり前の選手となっていて、毎年の様に安定した打撃と守備でチームの中心選手として活躍を続けていきます。
安定して3割前後を残す打撃に、毎年5本前後の中距離ヒッターぶり、守備や俊足も健在で盗塁に守備にと正にフル回転の重要選手へと成長しました。
2016年
2016年にも開幕からスタメンで出場し、シーズン終盤にはなんと4番打者も任される事もありこの年の角中選手の打撃は絶好調のシーズンとなりました。
最終的に打率.339、178安打を記録する数値を残し、自身2度目の首位打者のタイトルに自信初の最多安打のタイトルも獲得。
角中選手と首位打者争いをしている2位の選手とは2分5厘以上の差がついていて、ここまでの大きいさを付けて首位打者を獲ったのはイチロー選手以来の快挙だそうです。
2016年の最終的な性格は、打率.339、本塁打8、打点69、12盗塁、出塁率.417と打撃走塁全ての攻撃面で活躍する素晴らしい成績となりました。
年俸は2回目の打撃タイトルもあり高評価な数値を提示し、なんと1億4,100万円へ。
独立リーグからここまでの選手に成り上がった選手としては唯一無二と言えますよね。
角中選手は「変態打法」とも呼ばれるバット捌きで、糞ボールをホームランにしてしまったり、ヒットにしたりとかなり特徴のあるバッティングをしますよね…
ドラフト7位ながら首位打者にまで上り詰めた才能は底しれませんね。
角中勝也選手の性格は?
出典:日刊スポーツ
少し「闇」を感じる性格を持っているとも言われている選手で、幼少期にあまりにも英才教育を父に受けたために、少し変わった性格かもしれません。
凄い人見知りする性格で、ヒーローインタビューでは「試合より緊張する」と言っています
努力家でもあり独立リーグにいるころから「絶対にプロに行くと決めていた」という確固たる信念を持っている性格で変わらない信念に心の強さが見え隠れしますね
食のメインはハンバーガーや牛丼といったファーストフードがメインだそうで、独立リーグ時代は仕方ない部分もありますが、1億円プレイヤーになっても変わらないのもまた信念なんですかね…
対人のコミュニケーションでは人見知りな角中選手ですが、プレイに関しては一本筋通った性格のために、今後もプロで活躍を続けてくれるでしょうね!
角中勝也選手の結婚相手は?
角中選手は2013年の1月に4歳年上の一般女性と既に結婚されています。
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息子さんも生まれているそうで、角中さんも自分の父親の様に子供に英才教育を仕込むのでしょうか…?
逆に自分が結構辛かったために、角中選手はそんな押しつけはしなそうですよね!
まとめ
すでにパリーグを代表するバッターとしてロッテの中軸を支える角中勝也選手。
2016年にも首位打者のタイトルを獲得しているだけに、今後も首位打者争いでは常に話題になりそうな選手ですよね!
パワーもある為にヒットだけ気を付けていればいい選手ではない…とまさに相手投手からしたら厄介すぎる打者へと成長してしまった角中選手。
彼のバットコントロールを見る為だけにロッテの試合を見に行っても損はないかもしれません!